遠い汽笛
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1998年  年 末 の 上 野 駅
私は、始発駅では都会的な東京駅よりも、地方の香りのする上野駅が好きです。どこか故郷の香りがする上野駅。
ドン詰まりの地上駅はまさに終着駅です。そしてそれは出発点でもあります。北国への、そして故郷へと続くレールの始まりなのです。
人々の喜怒哀楽をそっと知っているような上野駅。故郷の臭いのする雪を屋根一杯に運んでくる上野駅。人生のドラマをそっと見守ってきた上野駅。 また、夜行列車には、遠い町への誘ぎと、希望、期待、ふるさとへの望郷、そして、しばしの別れ、再会。
そんな人生のドラマを感じさせてくれる独特の臭いがあります。そんな上野駅の情景を暫く写真に収めようと思い、1998年の年末に出掛けました。 新たにネガをスキャンしたが20年以上の経っているので多少の退色がみられた。所々にタイトルを入れてみた。


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