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北海道へJR線完乗の旅(その6) 有珠山周辺

その1
追分付近
その2
川端駅
その3
釧路周辺
その4
根室駅
その5
納沙布岬
その6
有珠山
その7
函館市電
その8
函館山

翌日はまた雨の朝になった。やっと台風が行ったものの秋雨前線であまり天気は良くない。ホテルから町立火山科学館まで雨の中歩き有珠山の事を見学する。その後タクシーで西山火口まで行き、平成12年3月に噴火した有珠山の西山の西側山麓の噴火口跡と、その周辺にできた散策路を歩くことにした。
火口入り口近くには下り坂の道路が隆起し、そのため他の部分が湖状態になっている。車もそのままであった。


この道路も隆起し正断層の地割れでおきた。散策路はすべて枕木で敷き詰められている。


西山山麓の火口で水蒸気噴煙が高く上がっている。近くの地面も触ると50度位の熱を持っていた。


ここが最初の噴火の場所だそうで、近くのお菓子工場も無惨な姿であった。


ここにあった屋敷も被害を受け疎開し、今では焼き卵、生とうもろこしを販売している。 ここに荷物を預け散策をし、帰りに焼き卵と生トウモロコシ(甘くてみずみずしく美味しかった)を食べ、幾つか家に宅急便で送付した。 火山で被害があり自然には勝てないけど、しっかり火山のお陰で新しい商売をする。人間も強いと思った。


洞爺駅から再びスーパ北斗に乗車し、大沼公園に向かう。
もうこの列車のグリーン車も飽きた。別の特急に乗りたい!

大沼公園駅着13:29分。相変わらず小雨が降っている。大沼公園を妻とブラブラするつもりであったが駅前はもの凄くにぎやかになり観光客が多い。しかも台湾観光客が多く、そこら中で中国語が聞こえたり、看板も中国語が併記してある。おまけに大沼神社祭りで駅前もごった返している。
大沼公園まで来るとやはり駒ヶ岳は見えない。15:11分の列車で函館に行くのでまだ少し時間はある。駒ヶ岳が見えるのであればボートを借りて湖上に行くのだが、この天気ではしょうがない。というわけで(無理矢理!?)タクシーで、一つ先の大沼駅に行くことにする。大沼駅周辺を見て15:00に帰ってくればいい。大沼駅に着くと、ここだけ昔と変わらない感じがした。感激感激!!


少し函館寄りに行ってみた。駒ヶ岳は見えないものの、右の木がのびているが駅舎はそのままのような感じである。 さらにタクシーで函館寄りに行ってみるが、道路と線路はそのままであるがはやり木々が延びてしまっている。 今回初めて当時の姿をみたような感じであった。


タクシーで直ぐに大沼駅に引き返し、大沼駅15:11分のスーパ北斗で最後の目的地函館見向かう。
これで今回の旅の鉄道利用は終わりになる。函館駅に付くと国鉄色のDCが見えたので急いでホーム端まで行き撮影。


ここに国鉄色のキハ181系が停まっていたのだが、スーパ北斗の到着を待って回送として出ていってしまった・・。 函館駅の0キロポスト、左の219mはどこからの距離か?ひょとして青函連絡船乗り場から?


函館駅もすっかり変わってしまい、駅前の市場もモダンになってしまった。 これから函館山に行く予定であったが、駅から見た函館山はスッポリと厚い雲で隠れてしまっている。 これでは行ってもむだであるので、久しぶりに摩周丸に会いに行くことにする。懐かしい摩周丸。何度お世話になったことか。特に海峡ラーメンが・・・。




その7 函館市電へ
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