C60形 蒸気機関車
電化により余剰になったC59の軸重を軽くするために従台車を2軸とし、1953年から1963年にかけて47両が国鉄の浜松工場、郡山工場で改造が行われた。戦前形のC59からの改造がC601~C6039まで、戦後形からはC60101~C60108と区別され、全長も約200mm違っている。主に東北、常磐、鹿児島本線で使用された。全長21360mm。

C6015
初期型でテンダー台車がT1の C6015


C6018
昭和36年10月花巻への行幸お召しの C6018


C6021
盛岡機関区の C6021。東北地区(主に盛岡機関区)のC60は、シールドビームを持ち、
キャブ機関士側の前面窓に張り出しを作り旋回窓としたものや、煙突の両側に小さなデフを付けた物が多くあった。


C60103
後期型からの改造でテンダーの形状が異なる秋田区のC60103


C60107
防煙装置がない鹿児島機関区の C60107

inserted by FC2 system