C51形 蒸気機関車
1919年から1929年まで製造された国鉄最初の急行用パシフィック形で、始めは18900と呼ばれていた。速度、牽引力を飛躍的に向上させ、直径1750mmの動輪は狭軌規格としては最大級の大きさで、C62に至るまでC形の標準サイズとなった。スタイルも太い化粧煙突、スポーク動輪を採用し、大正型とも呼ばれるスタイルであった。初期のC51は自動連結器やヘッドライトは装着されていない。製造両数は289両、1919年から1928年にかけて国鉄浜松工場、汽車、三菱で製造。全長20190mm。

C515
大宮鉄道博物館に保存されているのC515。デフが広くなっている


C5135
初期タイプの一直線のランボードで、テンダーも低いC5135


C5169
半流線型に改造された特異な姿のC5161


C5169
K3'形門デフのC5169


C5169
パイプ煙突、デッキの直線化、ボックス動輪に改造されたC51107


C51132
初期タイプに、空気ブレーキが使用されるために空気圧縮機を装備しランボードが一直線ではなくなったC51132


C51201
昭和15年6月 伊勢神宮行啓のお召し C51201


C51225
原型に近いC51225


C51239
梅小路機関車館に保存されている回転火の粉止め装置付き、デフとキャブ屋根変形のC51239


C51239
お召し仕様のC51239


C51271
昭和3年 御大礼時の浜松ー米原牽引のお召し仕様機 C51271(温水暖メ器なし)


C51274
G7形門デフの C51274


C51276
昭和15年 伊勢神宮参拝時のお召し仕様機 C51276


C51278
昭和3年 御大礼時の米原ー京都牽引のお召し仕様機 C51278(温水暖メ器なし)


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