C11形 蒸気機関車
C10をベースに都市近郊や支線の旅客用に製造された機関車。規格の低い路線でも使用できるように軸重軽減と固定軸間の短縮が図られている。
外観は4種類に分けられ、第一次が23両で、蒸気ダメが前、砂箱が後ろにある。第2次量産からこの位置は逆となっている。第2次の製造数が最も多く117両。第3次は戦時中から貨物用や入替え用に変わり、粘着重量の増大が図られた。外観は水タンクを大きくしたため、炭庫上部もナナメではなく水平になり、サイドタンクもキャブ下側の線が標準形ように揃っていない。第4次は基本的には第3次と同じだが、戦時中製造のためにドームやデフレクターが角形で木製のものもあった。製造両数は381両、第1次:1~23,第2次:24~140、第3次:141~246、第4次:247~381。1932年から1946年にかけて日車、汽車、日立、川崎で製造。全長12650mm。

C118
一次量産で重見式給水機を付けた C118


C1180
倉吉線のお別れ列車牽引時にデフにツバメマークが描かれた  C1141


C1180
昭和37年10月「岡山国体」のお召し機  C1180


C1198
重見式給水機を付けたC1198


C11165
昭和44年10月  長崎国体お召列車牽引指定機でK7形門デフの C11165


C11165
釧網本線で「SL冬の湿原号」で運行中の C11171


C11183
二つ目で回転火の粉止めの C11183


C11190
三次量産で石炭庫が平らになった 昭和41年10月「大分国体」のお召し機 大井川鐵道の C11190


C11200
昭和48年4月宮崎県の「第24回全国植樹祭」のお召し機  C11200


C11204
デフの点検窓の大きな  C11204


C11204
東武鉄道で走行の2つ目  C11207


C11227
大井川鐵道の C11227


C11260
角型ドームにK7形門デフの C11260


C11365
武豊線のラストラン C11265


C11284
K10形門デフの C11284


C11292
新橋駅前の角形ドームの C11292


C11312
大井川鉄道の C11312


C11315
変形デフで角形ドームの C11315


C11325
真岡鉄道の C11325


C11337
k7形門デフの C11337

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