B50形 蒸気機関車
B50形は、6700形を過熱式に改造したものである。改造は1928年から1930年にかけ、27両に対して行なわれた。改造後は、シリンダがピストン弁に交換されたため、その部分の歩み板の位置がやや高くなり、第2先輪の上部でわずかに段差がつけられ、複雑に屈曲していた前端部の形状も乙字形に単純化された。過熱管寄せの関係で煙室が前方に移動したため、煙突位置はシリンダ中心線からやや前にずれることとなり、煙室下部の左右には、蒸気管覆いが取り付けられた。一部の機関車には、砂箱が増設されている。


B50形
B50-23

 

B50kata
B50-25


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