イギリス国鉄標準クラス7蒸気機関車
1948年に発足したイギリス国鉄は、4大鉄道会社とそれ以前に作られた、様々な種類の機関車を、標準型機関車に置き換えるという方針をとり設計・製造された機関車群のひとつが本形式であり、また、その第1弾でもあった。
1951年1月から1954年9月にかけて55両がクルー工場で製造された。
なお、本機を3シリンダーにしたのがイギリス国鉄標準クラス8で、またイギリス国鉄最後の新製蒸気機関車となったイギリス国鉄標準クラス9Fのボイラーは、本機のものと同じボイラーを採用している。
イギリス国鉄自体の動力近代化のあおりを受け1968年8月までに全車廃車されたが、最後に廃車となった70013「オリバー・クロムウェル」と、第1号機に当たる70000「ブリタニア」が、いずれも動態保存されている。

弁慶号
70013号機


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