3100形 蒸気機関車
アメリカのアメリカン・ロコモティブ社(アルコ)から輸入された、単式2気筒、飽和式のタンク機関車である。元は、九州鉄道(初代)が1906年(明治39年)に24両を導入したもので、同社では228形 (228 - 251) とされた。九州鉄道は1907年(明治40年)に国有化され、1909年(明治42年)に制定された鉄道院の車両形式称号規程では、3100形 (3100 - 3123) に改称された。本形式の特徴は、非常に大きな水槽容量と自重にある。これにより、長距離走行と強大な粘着力が得られたであろうことは間違いないが、軸重が過大で線路や橋梁等に与える悪影響が大きかった。その後、下のように水槽を変更した。



3100形
3100

 

3100形
改造後の3101



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