EF59 直流電気機関車
山陽本線の瀬野ー八本松(通称「セノハチ」)間約10Kmは22.5パーミルの急勾配線区のために重量列車には補機が必要で、これに充当するためにEF53を国鉄鷹取工場で改造した。主な改造点は歯車比を3.68とし、重連総括制御装置の設置、電気配線や主抵抗器の温度上昇を防ぐ改造、さらに急行列車の自動連結器の途中開放の装置が取り付けがされた。また増備のためにEF56から改造されたEF5920から24号機があるが、20から23号機はEf56の前期形からの改造でパンタが中央よりで丸みを帯びている。

EF59
碓氷峠鉄道文化村で保存されている EF59-1



EF59
EF561から改造のEF59-20


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