ED52 直流電気機関車
ED52形は、東海道本線・横須賀線電化に際して、輸入された旅客列車牽引用の電気機関車で、1923年に6両が製造された。電気部分は英国電気製であるが、機械関係はノース・ブリティッシュ社製である。製造当初は、6000形と称したが、1928年に、ED52形に改められた。
外観はED50形とほとんど変わらないが、歯車比をやや小さくして高速側に振るとともに内部機器の配置が異なっており、別形式となった。東海道本線や横須賀線で使用されたが、1932年から3 - 6号機の4両が歯車比を変更して中央本線に転属、ED18形(初代。ED18 3 - 6)となった。残る1・2号機は、引き続き東海道本線で使用されたが、1943年に歯車比を貨物列車牽引用に変更して、ED17形(ED17 22・23)となった。

ED52
ED52-1


inserted by FC2 system