ED40 直流電気機関車
信越本線横川 - 軽井沢間用のアプト式電気機関車で、1919年(大正8年)から製造された。
製造時の形式番号は、10020形(10020, 10033)であったが、1928年10月の車両形式称号規程改正により、ED40形に改番された。運転台は坂下の横川寄りにのみ設けられた片運転台で、中央部の屋根上に停車場内で使用するパンタグラフを1基搭載している。本線上では第三軌条から集電するため、集電靴が片側2か所に設備されている。モーターは、動輪用、歯車用に各1基、計2基が床上に設置されており、動力は歯車で減速した後、連結棒で4軸の動軸及び2軸の歯車に伝達される。大宮鉄道博物館に10号機が保存されている。

ED41
ED40-10


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