789系
789系電車は、北海道旅客鉄道(JR北海道)が2002年(平成14年)から運用を開始した交流特急形電車である。津軽海峡線経由で本州方面へ連絡する特急列車に使用するため、特に青函トンネル区間の走行条件を考慮して開発された電車である。1988年(昭和63年)の青函トンネル開業以降、本州 - 北海道間の連絡は特急「はつかり」・快速「海峡」の2系統を主とする運行体制がとられてきた。同区間の運転系統を特急列車として統一する方針が採られ、北海道用従来系列の781系電車の転用も検討されたが、新形式の特急形車両を開発する方針が採られ本系列が完成した。特急「スーパー白鳥」で営業運転を開始し、2007年(平成19年)には道央圏で運用する781系電車の取替え用として、一部の仕様を変更した1000番台が製作された。同年10月1日から、「スーパーカムイ」として主に新千歳空港駅 - 札幌駅 - 旭川駅の区間で785系電車と共用されている。


クロハ789-105



クハ789-204



クハ789-1003


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