クモハユニ64
1961年に、大糸線で使用していたクモハユニ44100に運転台増設改造を実施して、クモハユニ64形(クモハユニ64000)に形式と番号を変更した。後位の運転室も非貫通であり、連結器も密着連結器から自動連結器に取り替えられたことから、貨車の牽引や荷物電車としての運行など、私鉄の電動貨車に近い使われ方をされた。その後、1969年の赤穂線電化開業に伴い岡山電車区に転出、吹田工場で客室部分のロングシート化と後位側運転台の貫通化改造を実施した。1977年には静岡運転所に転属、牽引車代用として使用されたが、翌1978年には飯田線に転属、ぶどう色の塗色は1981年の浜松工場での全検(9月18日出場)の際にスカ色に塗り替えられた。


クモハユニ64000



スカ色に塗り替えられたクモハユニ64000


inserted by FC2 system