107系
1980年代末頃まで、日光線や両毛線といった支線区の普通列車には、165系急行形電車が多く使われていた。しかし老朽化が進んでいたうえに、デッキ付き片側2扉という車体構造が大きなネックであった。そこで誕生したのが107系である。 クモハ107形 (Mc) と クハ106形 (Tc') の2両編成を基本とすることで、2両、4両、6両と需要に応じて輸送力を調整することができる。また、製造コストの削減を図るため、165系の廃車から発生した主電動機、台車、補助電源装置、ブレーキ制御装置、空気圧縮機、冷房装置など主要機器を再用した。0番台は霜とりパンタが付いていたが、100番台はない。

クハ106-7
初期色のクハ106-7

クモハ107-4
リニュアル塗装のクモハ107-4



クハ106-115
100番台のクハ106-115

クモハ107-110
100番台のクモハ107-110


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