キクハ45 気動車
オハフ61形から改造された機関を持たない片運転台形の制御車である。旧車掌室を運転室に改造し、キハ45形(初代)同様な切妻形前頭としているほか、暖房熱源となるエンジンがないため、ウェバスト式(軽油燃焼式)温風暖房装置が追設されている。台車はTR11のままとされた。1961年(昭和36年)に小倉工場で1両、1962年に多度津工場において2両が改造され、それぞれ山形機関区および徳島機関区に配置されたが、運用上扱いにくく、1966年(昭和41年)に全廃された。

キハ45
キクハ45-1


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