SL銀河用 キハ143 気動車
SL銀河用の車両で盛岡車両センターに所属するキハ141系700番台が使用される。元々はJR北海道が50系客車を改造して製作した気動車であり、札沼線で運用されていたが、同路線の電化に伴い余剰となった車両をJR東日本が購入し、郡山総合車両センターで再改造した。C58機関車単機では、釜石線の勾配区間における牽引が困難であることから、動力装置は搭載したまま使用する。車体は「銀河鉄道の夜」をイメージしており、4両ごとに半分ずつ、それぞれ異なる濃度の色合いを用いたグラデーションになっている。これは「夜が明け、朝へと変わりゆく空」を表現したものであり、花巻寄りの1号車の先端が明るい青色で、釜石寄りに進むにつれて色調が濃くなり、4号車の先端が濃紺色になっている。

キハ143
外装のシンボルは、はくちょう座の4号車 キハ143-701(元キハ143-155)

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