遠い汽笛
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豊 肥 本 線 あそBOY
1997年の8月、JR全線乗り潰しのために、新しく開通した九州の博多-南博多間、そして宮崎-宮崎空港駅間を乗りにいきました。1日目は新幹線で博多まで行き、そのまま南福岡駅に行き、その晩、熊本に宿泊。
翌日10:06分の列車で立野駅に下車しました。前回、立野駅に来たのは1973年の8月なので、まさに24年ぶりの下車です。当時は、高森線のC12が駅に停車して、C12を撮影しながら高森まで乗車し、途中の長陽で撮影したことがあります。今は第三セクターの「南阿蘇鉄道」と名前を変え運行しています。
駅から暫く歩いた国道のタクシー会社に行きタクシーで駅まで来て、「「あそBOY」の駅進入を撮影。
それからすぐに勾配の撮影ポイントまで行ってもらい、そのままタクシーを待たせて撮影しました。 久しぶりの1眼レフカメラを持って、気合いの入った撮影でした。撮影の後は、のんびり阿蘇山を見学して大分に宿泊。翌日、宮崎空港から飛行機で帰って来ました。


山かげから8620が姿を現し、立野駅進入です。


立野駅11:39到着。 ここで暫く勾配に挑むために休憩です。


立野駅で7分の小休止。乗客も阿蘇の空気を吸いながら、8620の前で記念撮影。しばし静寂の時間です。


バック運転で折り返し地点へ、ゆっくりゆっくり客車を押し上げて行きます。


山の向こうの折り返し地点から出発。発車の汽笛とブラスト音が山々にこだまします。


久しぶりのSL撮影です。ブラスト音を体で聞きながらシャッターを切る瞬間の心地よさは、以前と変わっていません。


あそBOY」は、歯切れ良いブラスト音を目一杯ひびかせ、勾配に挑みます。


美しく磨き上げられた58654「あそBOY」。
昔の泥臭さはありませんが、その力強さ・全身から吹き出る音は昔のままのような感じです。


「あそBOY」は、真夏の阿蘇山麓のむせ返るような草いきれの中を、
サミットを目指してゆっくりゆっくり客車を引き上げて行きます。


最後部の展望車両 には多くの家族が景色を眺めながら、遠ざかっていきました。




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