遠い汽笛
蒸 気 機 関 車 の 音
1974年から撮影をしながら蒸気機関車の音を収録し始めた。一応ステレオ録音であるが、当時の機材はそんなに立派な物ではなく音質も良くない。そして近くにあるカメラや8ミリカメラのシャッター音も入ってしまっているし風の音も入ってしまったものもある。しかし、今では聞けない蒸気機関車の牽く長い貨物列車・岩見沢から追分までのC5757のキャブ内音・岩見沢から室蘭までの全区間C57135牽引222列車のオハ61121の車内音・長時間に渡る追分操車場の9600による貨車の入れ換え音・SL同士の交換音など90分のカセットテープに19本録音した。それらを総てデジタル化し、無音やノイズなどをカットし編集してみた。ここではその一部を順次公開しますが、サーバーの容量もありますので一度に沢山の公開はできませんしWeb用に軽くしてあります。実際はCD音質にしてCD化してあります。

をクリックして下さい。外部スピーカーでお聞きする事をお勧めします。

ある朝の追分操車場
容量7.5M・13分11秒
10月11日、朝8時頃から追分操車場の9600の入れ換えを録音した。歯切れのいいブラスト音、短い汽笛、ブレーキ音、貨車の甲高い連結器の音をさせて、貨車を振り分けている音で、途中で貨物列車の進入、223レの発車です。

幌内線 三笠駅
容量 6.7M・5分45秒
1975年8月7日、幌内線、三笠駅で録音。D51744が貨物の入れ換えを行い、暫くして発車していった。

岩見沢駅
容量 4.52M・7分54秒
1975年8月4日、函館本線の支線である上砂川や鶉附近で撮影をした後、岩見沢駅で録音した。229列車の進入、C57135の835列車の発車。それからホームに行き、アナウンスの録音と発車の待機をしているC5757の音です。

夕張線 D5170の快走
容量 808k・1分20秒
SL終焉間もない頃の1975年12月8日、夕張線、川端ー滝ノ上でD5170の牽く5792レの音。かなりの早いスピードで駆け抜けていった。

常紋信号所、D51交換
容量3.7M・6分31秒
1974年12月30日、常紋信号所で金華寄りで収録。山の向こうでブラスト音が聞こえる。やがてカーブから顔を出して目の前を通過するときに絶気合図。DLも絶気合図し引き揚げ線に向かう。間もなくバック合図の汽笛と共に常紋駅に進入していく。その後、1591レがトンネルを抜けて常紋信号所を汽笛を幾つか鳴らしながら通過後、1950レが発車し、トンネルに入っていく。

C5757号機の運転室
容量5.4M・9分29秒
1975年8月、室蘭本線、上り232列車を牽くC5757号機の運転席で岩見沢から追分まで録音したものの中から栗丘駅に進入する所から停車。機関手、助手の発車合図。後部確認。 石炭をくべる音が暫く続き、汽笛を鳴らして閉塞信号の確認。やがて絶気合図と駅進入確認し、栗山駅に進入、停車。 そして駅長の笛の合図と共に発車。

会津線、桑原非常汽笛
容量900K・1分31秒
1974年10月、今はダムの底に沈んでしまった桑原駅を出た所のトンネルの上から録音。駅進入の時から、非常汽笛を鳴らしてきた。駅を通過するとドレインを吐き、トンネルに向かって驀進する。汽笛一声トンネルに入った。

会津線、桑原附近、空転
容量1.4M・2分27秒
1974.10.6録音。雨の中、門デフのC11254で比較的長い貨物を牽いてきた。大川鉄橋近くの踏切の音が小さく聞こえる中、汽笛が鳴る。暫くすると短いトンネルに入り、トンネルを出て暫くすると軽い空転を起こし目の前を通過する。通過後暫くしてまた空転。湯野上に向かって行った。

やまぐち号C571 大空転
容量 2.2M・3分51秒
2005年11月、山口線、篠目ー仁保間で収録。通称、篠直区間でやまぐち号の上り列車を待った。この日は、津和野でもかなりの爆煙であった。ここ、篠直でも篠目発車からかなりの煙が見えた。カーブ手前で空転、さらに直線区間に入っても空転の連続。目の前を通過するまで合計10回の空転を繰り返した。

現役当時の蒸気機関車の音をお分けします。全リストと販売方法→クリック

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